暗闇坂(くらやみざか)
我が家の南側は山になっており、それは東京大学工学部の敷地となっている…
全く今までの人生で、縁のなかった東大!w近辺を今日は探索してみる事にしたよ…
不忍の池を背に細い坂を登りながらクネクネ行くとその坂には「暗闇坂」と言う名前がついていた。
なにやら不吉な予感を感じながら坂の脇に目をやると「東京大学医学部戦没同窓生の碑」という慰霊碑が道の壁に埋め込んであった…碑に描かれた彫刻が涙を誘う…
1931~1945との表記で満州事変、日中戦争、太平洋戦争までの戦争犠牲者だ…
日本の最高峰学府の東大は徴兵率も低かったと聞いていたが、それでも学徒出陣では文科系を中心に数多くの学生が徴兵されていったようです……
悲しい現実を目の当たりにしてしまった、この坂道で、、。彼らがいたから今我々が生きていられる。
遅ればせながらそっと手を合わせた。(終戦記念に新たな発見だな~感謝)
ほぼ場所同じく竹久夢二美術館がある。個人的な感想だが竹久夢二さんは全国の観光地には色々と出没されてますね~
線タッチの細い彼のデリケートな作品は昔から以外と好きだった。またもや壁に埋め込まれた彼の作品を発見した…
弥生美術館との看板も見つけてふと思った。悲しい想い、情緒ある想い、様々な人間が様々な歴史から生まれる情感をこの一角で表現しているのではないか……
いづれにしても、この強い想いが込められている場所があり、そのそばに住める事に感謝したいと思った…
そして今日はもうお腹いっぱい!(胸いっぱい)になってしまったので…
帰ろう…… enough to enough